入退院支援室について

入退院支援室

  • 場所   一階会計後方隣
  • 受付時間 8:30〜16:30
  • 対象者  入院予定患者

入退院支援室の主な役割

入院となる患者さんが安心して入院生活を送れるように、入院前から看護師、薬剤師、栄養士、医療ソーシャルワーカー、事務員など多分野の専門職が関わり、患者さんの診療を支援します。事前に患者さんの状態を把握し、入院に対する不安の解消を目指します。また、病棟看護師とも連携をとり、患者さん一人ひとりにあった入院治療および看護が提供できるように努めていきます。退院後の生活や、各種申請の手続き、医療費に関する相談などにも対応します。

入院患者さんの流れ

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※当日検査がある場合や内視鏡検査のある方は担当科で検査前の説明を受けていただきます

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  1.  受付・入院説明
    事務員が入院に関する書類、入院当日の持ち物の説明や病院内の施設説明、病室の希望確認など行います。また、入院目的に応じて高額療養費制度による「限度額適応認定書」の申請についてのご案内をします。
  2.  面談
    看護師と面談(30分程度) 検査・手術・治療目的にあった説明や病歴や入院までの経過、日 常生活の状況や介護支援状況、アレルギーの有無など聞き取ります。入退院に関する不安があ る場合は必要により各職種の介入を依頼します。面談終了後は面談内容を電子に入力し入院病 棟の看護師や医療ソーシャルワーカーと情報を共有します。
  3.  予約入院の当日の流れ
    入院当日は、指定された時間に直接入退院支援室へお越しいただきます。
    入院に関する書類の確認や持参薬、体調の確認させていただき、入院病棟と連絡にて病棟・病 室にご案内させていただきます。

医療安全管理室

医療安全管理指針

適切な医療安全を推進し安全な医療を提供することを目的として、伊賀市立上野総合市民病院及び職員個人が、医療の安全の必要性・重要性を施設・自身の課題として認識し、医療安全管理体制の確立を図り安全な医療の遂行を徹底することが最も重要である。

医療安全管理室

患者中心の医療推進にあたり、質の高い安全な医療を提供するために、職員個人・病院組織の両面から事故防止対策を推し進め、組織横断的に安全管理体制を構築することを目的とする。

医療安全管理室構成員

室長

医師 1名

医療安全管理者(専従)

看護師 1名

事務部門

医療事務課 2名

看護部門安全管理担当責任者

看護師 1名

医薬品安全管理責任者

薬剤師 1名

医療機器安全管理責任者

臨床工学技士 1名

放射線技術課

放射線技師 1名

医療安全管理室の役割

1. 安全管理体制の構築

  • 安全管理のためのマニュアル策定
  • 委員会等の組織活動

2. 医療安全に関する職員教育、研修の実施

3. インシデントレポート分析、対策立案、評価

伊賀市立上野総合市民病院医療事故の公表基準

4. 医療事故への対応

5. 安全文化の醸成

  • 院内パトロール、ラウンド
  • 医療安全ニュースの発行

欠かせない患者さま一人一人のご協力

当院では患者さまを確認する際、お名前と生年月日を伝えていただくことを原則としています。また入院された場合はリストバンドを着けていただいています。点滴や処置の際、何度もお名前と生年月日を確認させていただきますが、患者間違い防止のためご理解とご協力をお願いいたします。

 

人工透析室

理念

専門的知識の維持・向上に努め患者さまに安全な透析を提供します

人工透析室の概要

人工透析室の風景

 

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当院の透析室では、約40名の患者さんが血液透析療法を受けています。透析療法は主に血液透析・血液濾過透析を行っています。

また、緊急透析・エンドトキシン吸着・CART(腹水濾過濃縮再静脈法)などにも対応しています。

ベットの空き状況や施設の見学につきましては、電話(0595-24-1111)にてお問い合わせください。

透析治療のご案内

透析治療実施日時

※旅行・出張・帰省などで伊賀市に来られた方の臨時透析もお受けしております。

 

申し込み方法

当院で臨時透析をご希望の方は、お電話での申し込みをお願い致します。

ご本人またはご家族からの申し込みとなります。
最終的に現在治療されている施設からの情報提供をお願いすることとなります。

TEL:0595-24-1111(代表) 内線(370)人工透析室

 

ご用意いただくもの・その他

看護師さん

  • 衣服は、普段透析されている服装をご用意ください。
  • 透析時のお食事や飲み物は、必要であれば各自お持ちください。
  • 普段お飲みになっている薬がありましたら、ご持参ください。
  • 各種手帳(健康保健証 障害者手帳 受給者証 特定疾病療養受療証)
  • 止血バンド(必要時)
  • テレビ用イヤホン
  • 更衣室(鍵付きロッカー)を準備しております。
  • テレビをご覧になる方はテレビカードの購入が必要です。

医師紹介

八尾 隆治 人工透析室室長
三重大学医学部附属病院 腎臓専門医(非常勤)

 

看護師からのメッセージ

透析室では、看護師、臨床工学技士が互の専門性を生かし協力して働いています。私たちは、体重・血圧・検査データを適切に管理する為の支援をはじめ、高齢化にある患者さんの活動性や生活背景、個々の思いに寄り添った看護を提供したいと考えています。 透析は生命を繋ぐ医療であり、患者さんの日常生活の一部分でもあります。透析中の時間を安心・安全に過ごして頂けるようサポートさせていただきます。

臨床工学課

ご挨拶

近年の医療機器は大きく進歩し、医療の分野に大きな役割を果たしています。
しかし、このような医療機器の操作及び保守点検等には医学的知識ばかりでなく工学的知識も必要になり、高度かつ複雑なものとなってきています。
このため、医学的知識と工学的知識を併せ持つ臨床工学技士の存在が必要となっています。
当院の臨床工学技士は現在のところ、主に血液浄化業務、医療機器中央管理業務、手術室業務、心臓カテーテル室業務に携わっています。

臨床工学技士とは

臨床工学技士とは、医師の指示の下に、生命維持管理装置の操作及び保守点検を行うことを業とする医療機器を専門に扱う医療職種です。
臨床工学技士は医師をはじめ、看護師と共に医療機器を用いたチーム医療の一員として生命維持管理装置をサポートしています。

当院の業務

透析室業務

臨床工学課の風景

ここでは、主に慢性腎不全の患者さんに対して腎臓の代行機能を目的とした血液透析を行なっています。

血液透析を行なうにあたり、患者監視装置、多人数用透析液供給装置、逆浸透水処理装置等を保有しており、これらの操作及び保守管理は重要な業務となっています。

臨床工学課の風景また最近では透析液の清浄化が重要になってきており、水質確保に向けた取り組みも強化しています。

主な透析室関連機器

患者監視装置:30台(DCS-200Si、DCS-27、DCS-100NX)

ME機器管理

医療機器管理業務

ここでは輸液ポンプ、シリンジポンプ、人工呼吸器、持続低圧吸引機等を中央管理化し、保守点検を実施して常に整備された状態の医療機器を各部署に貸出出来るようにしています。また病棟を巡回し、各所に設置されている除細動器の動作点検等も行っています。

中央管理化している主な医療機器

シリンジポンプ
輸液ポンプ
人工呼吸器
エコー
低圧持続吸引機
心電図モニター

臨床工学課の様子 臨床工学課の様子 臨床工学課の様子

病棟業務

病棟巡回を行い、病棟で使用中、待機中の医療機器の確認、点検を行っています。また。癌センターの一員として腹水濾過濃縮還元を積極的に行っています

教育関連

臨床工学課の様子

人工呼吸器など生命維持管理装置やその他の医療機器の研修会や勉強会を行っています。

安全な医療を提供するにはきちんと使用方法をマスターしてリスクをしっかりと認識してもらう必要があります。

各種医療機器や医療材料の研修会も行っています。