病院の沿革

伊賀市立上野総合市民病院の沿革

2019年 3月MRI装置(1.5テスラ)(磁器共鳴断層撮影装置)を入替

1955年 4月 「上野市民医院」 発足
1956年 6月 「上野市国民健康保険直営市民病院」 入院病床を、30床として再発足
1957年 4月 入院病床を、39床へ増床
1957年 7月 入院病床を、48床へ増床
1959年 7月 入院病床を、56床へ増床
1960年 3月 入院病床を、133床へ増床
1963年 3月 入院病床を、271床へ増床
1978年 2月 病院名称を「上野総合市民病院」と改称し、現住所へ移転
1980年 6月 人工透析棟を増築し、人工透析療法を開始
1996年 3月 上野市民病院西館新病棟を増築 完成
1996年 4月 災害拠点病院 指定
1996年 9月 CT装置・血管撮影装置を導入
1999年 5月 療養病床38床が許可。一般病床243床と合わせて、281床へ増床
2000年 10月 MRI装置(1.5テスラ)(磁器共鳴断層撮影装置)を導入
マンモグラフィー装置を導入
2004年 11月 市町村合併により、病院名称を「伊賀市立上野総合市民病院」と改称
2008年 3月 CT装置(64列)へ入替
2013年 3月 三重県がん診療連携推進病院 指定
2016年 10月 地域医療支援病院 承認
2018年 4月 三重県がん診療連携病院 指定
DPC対象病院 指定
療養病床38床を、地域包括ケア病棟(40床)へ変更し、運用開始
2021年 2月 CT装置(80列)へ入替
2023年 3月 基幹型臨床研修病院 指定
2024年 3月 女性が働きやすい医療機関 認証

病院の施設等

外観写真
名称 伊賀市立上野総合市民病院
開設者 伊賀市長 稲森 稔尚
院長 田中 光司
開設年月日 昭和31年6月1日
所在地 伊賀市四十九町831番地
電話 0595-24-1111
FAX 0595-24-2268
診療圏 伊賀市、名張市のほか奈良県山添村、京都府南山城村等の近隣市町村(診療人口 約174,000人)

 

診療科

内科 脳神経内科 循環器内科 腫瘍内科 消化器・肝臓内科 外科 肛門外科 整形外科 脳神経外科 婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 皮膚科 腎泌尿器科 麻酔科 放射線科
リハビリテーション科 救急科(計18科)

許可病床数

一般281床(うち地域包括ケア病床40床)

承認事項等

看護体制(入院基本料10:1 基準給食 基準寝具) 理学療法施設 救急告示病院(二次救急) 災害拠点病院

専門医研修施設の指定

臨床研修指定病院
日本内科学会認定医制度教育関連病院
日本がん治療認定医療機構認定研修施設
日本外科学会外科専門医修練施設
日本消化器外科学会専門医修練施設
日本消化器病学会認定施設
日本大腸肛門病学会認定施設
日本肝臓学会認定施設
日本整形外科学会認定研修施設
日本泌尿器学会専門医教育施設
日本静脈経腸栄養学会栄養サポートチーム(NST)専門療法士認定教育施設
日本静脈経腸栄養学会栄養サポートチーム(NST)稼働認定施設

施設の概要

敷地面積 32,093m2
延床面積 病院本館、西館 15,020.63m2
看護師宿舎 415.00m2
医師住宅 368.06m2
構造 病院本館、西館 鉄筋コンクリート造 地下1階、地上6階、塔屋1階
看護師宿舎 鉄筋コンクリート造2階建
医師住宅 鉄筋コンクリート造2階建、3階建
医療施設 80列マルチスライスCT、1.5テスラMRI、乳房X線検査装置、血管造影装置(アンギオ)、多人数用透析装置(40人用)、透析患者監視装置(30台)上部・下部消化管汎用ビデオスコープ(オリンパス)腹腔鏡手術システム(ストルツ)、骨塩定量装置
駐車場 駐車可能台数 約400台
関連施設 伊賀市健診センター、訪問看護ステーション

職員数(令和7年4月1日現在)

医師(会計年度任用職員含む) 28名 医療技術員 59名 看護師 147名 労務職員 37名 事務職員等 18名
計289名

施設のご案内

当院からのお知らせ

 当院は平成8年に災害拠点病院に指定されおり、災害発生時には約1200kWの自家発電機を備えているため、病棟エレベーター、CT、MRIやアンギオ装置等安全に使用できます。また、手術室、中央材料室の機器もご利用できます。

各階配置図

各階の配置図

※ 本館から西館へは薬局前通路をご利用ください。本館2階・3階からは渡れません。
※ 病院の敷地内は禁煙です。
※ 病院内での携帯電話のご利用はご遠慮ください。ご利用の場合は「グリーンゾーン」内でお願いします。

外来フロアのご案内

1階フロア案内図

外来フロアの図

フォトギャラリー

患者さまの個人情報の保護について

当院では、患者さまに安心して医療を受けていただくために、
安全な医療をご提供するとともに、個人情報の取り扱いにも万全の体制で取り組んでいます。

  1. 患者さまの個人情報を目的外で利用させていただく場合は、改めて患者さまからの同意をいただくことにしております。
  2. 患者さまの個人情報の開示・訂正・利用停止等などにつきましても、「伊賀市情報公開条例」の規定に基づいて行います。

利用目的のうち、他の医療機関等への情報提供について同意しがたい事項がある場合には、その旨お申しで下さい。
お申し出のないものについては、同意していただいたものとして取り扱わせていただきます。

これらのお申し出は、いつでも撤回、変更等をすることが可能です。
ご不明な点については、医療相談室までお尋ねください。

患者情報の問い合わせについて(お願い)

医療・介護・福祉関係者 各位

平素は、当院との医療連携等、格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、当院では、患者様の個人情報の取り扱いについては、慎重かつ厳重な管理を行っているところでありますが、電話での患者情報の問い合わせ時の対応について、再度周知させていただきます。

電話での患者情報のお問い合わせについては、連絡先をお伺いし、問い合わせいただいた施設や当院に登録のある電話番号に折り返し電話連絡させていただいておりますので、ご理解・ご協力賜りますようよろしくお願いいたします。

患者さまの権利宣言

当院では、「患者様の権利宣言」を守り、
患者さまの医療に対する主体的な参加を支援してまいります。

  1. 個人として常にその人格を尊重される権利がある。
  2. 良質な医療を平等に受ける権利がある。
  3. 自分の受ける治療や検査の効果や危険性、他の治療法の有無等などについて、わかりやすい説明を理解できるまで受ける権利がある。
  4. 自分の治療計画を立てる過程に参加し、自分の意思を表明し、自ら決定する権利がある。
  5. 自分の受けている医療について知る権利がある。
  6. 自分の情報を承諾なくして第三者に開示されない権利がある。

病院長のあいさつ

田中光司院長

当院は、昭和30年(1955年)に『上野市民医院』として発足し、昭和53年から名称を現在の『上野総合市民病院』と改め、60年以上伊賀地域の中核病院として地域医療を担ってきました。平成8年に『災害拠点病院』に指定されました。平成25年には『三重県がん診療連携推進病院』(平成30年4月からは『三重県がん診療連携病院』)に指定され、三重大学病院などの医療機関と連携しながら、がん患者の診療に積極的に取り組んでまいりました。また、平成28年には『地域医療支援病院』として承認を受け、かかりつけ医である開業医の方々に支援していただきながら、地域医療を支えてまいりました。

当院の理念は「三重県西部地域の基幹病院として、全人的医療を提供し広く市民に信頼される病院であること」です。全人的な医療を提供するため、わたしたち職員は業務分担しながらも各々の専門性を維持し、全体として病院の診療を支えていくという高い職業人意識が必要であると思います。そして広く市民に信頼される病院であるために、みなさまからのご意見やご要望には耳を傾け、病院全体の問題として真摯に受け止め、迅速に改善し柔軟に対応する組織風土が大切であると考えます。

当院は二次救急医療を担う救急告示病院です。わたしたち職員は一丸となって救命・救急医療体制を充実させ、さらに発展させていかなければなりません。そのために、かかりつけ医である開業医の方々との連携、地域基幹病院との連携、大学病院などの三次救急病院との連携を緊密にし、当院の役割を認識し責任をしっかり果たし、みなさまの健康を守るよう努めてまいります。

病院は病気を抱えたひとに医療を提供するところです。伊賀地域の中核病院としてさらに機能を向上させるために、診療においては専門性の高い先進的な医療を実践しつづけると同時に、全人的・全体的にからだを診る総合診療的な医療も積極的に取り組んでいきます。

わたくしは、職員ひとりひとりが「地域のみなさまの健康を守る」という医療人としての自覚と誇りをもって働ける職場環境を整備し、お互いを尊重し協力しあえる体制を作りたいと思います。職員全員の力で、地域のみなさまから信頼され、安心して任せていただける病院を目指していきたいと思います。今後とも、上野総合市民病院をご支援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

院長 田中光司

病院紹介

施設と部門

病院の概要

情報の公開

ご寄附について

入退院支援室について

入退院支援室

  • 場所   一階会計後方隣
  • 受付時間 8:30〜16:30
  • 対象者  入院予定患者

入退院支援室の主な役割

入院となる患者さんが安心して入院生活を送れるように、入院前から看護師、薬剤師、栄養士、医療ソーシャルワーカー、事務員など多分野の専門職が関わり、患者さんの診療を支援します。事前に患者さんの状態を把握し、入院に対する不安の解消を目指します。また、病棟看護師とも連携をとり、患者さん一人ひとりにあった入院治療および看護が提供できるように努めていきます。退院後の生活や、各種申請の手続き、医療費に関する相談などにも対応します。

入院患者さんの流れ

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※当日検査がある場合や内視鏡検査のある方は担当科で検査前の説明を受けていただきます

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  1.  受付・入院説明
    事務員が入院に関する書類、入院当日の持ち物の説明や病院内の施設説明、病室の希望確認など行います。また、入院目的に応じて高額療養費制度による「限度額適応認定書」の申請についてのご案内をします。
  2.  面談
    看護師と面談(30分程度) 検査・手術・治療目的にあった説明や病歴や入院までの経過、日 常生活の状況や介護支援状況、アレルギーの有無など聞き取ります。入退院に関する不安があ る場合は必要により各職種の介入を依頼します。面談終了後は面談内容を電子に入力し入院病 棟の看護師や医療ソーシャルワーカーと情報を共有します。
  3.  予約入院の当日の流れ
    入院当日は、指定された時間に直接入退院支援室へお越しいただきます。
    入院に関する書類の確認や持参薬、体調の確認させていただき、入院病棟と連絡にて病棟・病 室にご案内させていただきます。

医療安全管理室

医療安全管理指針

適切な医療安全を推進し安全な医療を提供することを目的として、伊賀市立上野総合市民病院及び職員個人が、医療の安全の必要性・重要性を施設・自身の課題として認識し、医療安全管理体制の確立を図り安全な医療の遂行を徹底することが最も重要である。

医療安全管理室

患者中心の医療推進にあたり、質の高い安全な医療を提供するために、職員個人・病院組織の両面から事故防止対策を推し進め、組織横断的に安全管理体制を構築することを目的とする。

医療安全管理室構成員

室長

医師 1名

医療安全管理者(専従)

看護師 1名

事務部門

医療事務課 2名

看護部門安全管理担当責任者

看護師 1名

医薬品安全管理責任者

薬剤師 1名

医療機器安全管理責任者

臨床工学技士 1名

放射線技術課

放射線技師 1名

医療安全管理室の役割

1. 安全管理体制の構築

  • 安全管理のためのマニュアル策定
  • 委員会等の組織活動

2. 医療安全に関する職員教育、研修の実施

3. インシデントレポート分析、対策立案、評価

伊賀市立上野総合市民病院医療事故の公表基準

4. 医療事故への対応

5. 安全文化の醸成

  • 院内パトロール、ラウンド
  • 医療安全ニュースの発行

欠かせない患者さま一人一人のご協力

当院では患者さまを確認する際、お名前と生年月日を伝えていただくことを原則としています。また入院された場合はリストバンドを着けていただいています。点滴や処置の際、何度もお名前と生年月日を確認させていただきますが、患者間違い防止のためご理解とご協力をお願いいたします。

 

人工透析室

理念

専門的知識の維持・向上に努め患者さまに安全な透析を提供します

人工透析室の概要

人工透析室の風景

 

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当院の透析室では、約40名の患者さんが血液透析療法を受けています。透析療法は主に血液透析・血液濾過透析を行っています。

また、緊急透析・エンドトキシン吸着・CART(腹水濾過濃縮再静脈法)などにも対応しています。

ベットの空き状況や施設の見学につきましては、電話(0595-24-1111)にてお問い合わせください。

透析治療のご案内

透析治療実施日時

※旅行・出張・帰省などで伊賀市に来られた方の臨時透析もお受けしております。

 

申し込み方法

当院で臨時透析をご希望の方は、お電話での申し込みをお願い致します。

ご本人またはご家族からの申し込みとなります。
最終的に現在治療されている施設からの情報提供をお願いすることとなります。

TEL:0595-24-1111(代表) 内線(370)人工透析室

 

ご用意いただくもの・その他

看護師さん

  • 衣服は、普段透析されている服装をご用意ください。
  • 透析時のお食事や飲み物は、必要であれば各自お持ちください。
  • 普段お飲みになっている薬がありましたら、ご持参ください。
  • 各種手帳(健康保健証 障害者手帳 受給者証 特定疾病療養受療証)
  • 止血バンド(必要時)
  • テレビ用イヤホン
  • 更衣室(鍵付きロッカー)を準備しております。
  • テレビをご覧になる方はテレビカードの購入が必要です。

医師紹介

八尾 隆治 人工透析室室長
三重大学医学部附属病院 腎臓専門医(非常勤)

 

看護師からのメッセージ

透析室では、看護師、臨床工学技士が互の専門性を生かし協力して働いています。私たちは、体重・血圧・検査データを適切に管理する為の支援をはじめ、高齢化にある患者さんの活動性や生活背景、個々の思いに寄り添った看護を提供したいと考えています。 透析は生命を繋ぐ医療であり、患者さんの日常生活の一部分でもあります。透析中の時間を安心・安全に過ごして頂けるようサポートさせていただきます。