がんサポート・免疫栄養療法センターのご案内
センター長三枝 晋(外科) |
副センター長岡本 京子(副看護部長兼任) |
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スタッフ小川 亜希(看護師) |
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診療科の特徴
私どもが、日本で初めて開設したがん総合診療センターです。
がんはサイトカインという物質を全身に放出して、患者さまの体をがん細胞が育ちやすい環境に作り変えます。
すなわち、サイトカインは患者さまの筋肉を分解し、がん細胞が育つためのエネルギー源にしてしまいます。
また、サイトカインは手術に対する全身の抵抗力を弱め、抗がん剤や放射線治療が効きにくい環境をがんの周囲に作っていきます。
したがって、この状態ではがん治療は副作用ばかりで、本来の効果を示さず、がん細胞はますます元気になっていきます。さらに厄介なことに、この病態は、がんが早期の段階の方にもしばしば認められ、がん治療を難しくしてしまいます。
当センターは、医師、看護師、栄養士、薬剤師、ケースワーカー、理学療法士が一つのチームとして患者さん一人一人の状態を緻密に評価します。
そして外科手術、がん化学療法、緩和ケアなど、あらゆるがん治療が最も効果を示すように、サイトカインの作用を抑える栄養療法を組み入れていきます。
一つのフロアーにすべてのスタッフがそろっていますので、誰にでもお気軽にご相談いただけます。また、外来化学療法用のリクライニングシートも完備し、ご家族と一緒の患者さまのためには、ご家族だけでゆっくり治療を受けていただける個室もご用意しております。
セカンドオピニオン外来もありますので、気軽にお問い合わせください。
問い合わせ先
がん・サポート・免疫栄養療法センター 内線747
がん・サポート・免疫栄養療法センター 内線747